博士のメカメカ大作戦【Hearthstone】事前評価 その壱
おはようございます、てふたろうです。
事前評価上げます。いそがないと残りのカード全部発表されちまう!
★5つが最高評価で枠で囲ってあります。
1.ドルイド
【生物学プロジェクト】
各プレイヤーはマナクリスタルを2つ獲得する。
【評価】★★★★☆
デメリット含むマナ加速とはいえ【生物学プロジェクト】+【自然の繁茂】→【滋養】の動きはさすがに強い。挙動をいまいち把握できていないが、10マナ以降【練気】のような使い方が出来るのであれば★5。(さすがにできないか)
【プルンプルン・フループ】
このカードが手札にある間 自分が最後に手札から使用したミニオンの3/4のコピーになる。
【評価】★★★★★サンキューベンブロード
【マリゴス】などのコンボパーツ、【イセラ】のような処理を誘う高コストレジェンドミニオンを4マナで再召喚できる最強カード。OTKでは処理しなければ勝ち、処理しても勝ちという状況を作れるため詰め性能は異常。【樫の召喚】との採用は出来ないがそれを差し引いても★5。
【樹木学者】
雄叫び:味方に「トレント」がいる場合、呪文を1枚発見する。
【評価】★★☆☆☆
トレントトークンドルイドは【マルチマンチャー】がいるためある程度戦えるものの、このカードの採用は正直微妙。2ターン目は【自然の繁茂】のターンである上に、呪文を得たところで期待値を考えてもテンポロスにしかならない。ミッドレンジ気味のデッキならば採用はあり得る。
【造園】
2/2の「トレント」を2体召喚する。
【評価】★★★☆☆
実質3マナ4/4とはいえ、1マナ2/1、2マナ2/3、ましてや3/3の多い現状では輝かない。トレント数を稼ぐという意味での採用は十分考えられる。
【マルチマンチャー】
急襲 この対戦で死亡した味方の「トレント」1体につきコストが(1)減る。
【評価】★★★★☆
トレントドルイドを成立させるカード。攻撃力8の急襲は【リッチキング】【始祖ドレイク】を一撃で粉砕するため強力。体力が8と高いためAOE耐性も十分。
【べとべとスプレーマン】
雄叫び:隣接するミニオンのコピーを1体ずつ召喚する
【評価】★★★☆☆
コストを下げた【マルチマンチャー】を増やしたりと盤面を強固なものに出来るため、トレントドルの盤面再展開カードとして採用される。【最高サイコメロン】を活かすため、【マルチマンチャー】【ドリームペダル栽培師】とコストが被っていないという点で優秀。
自分のデッキからコスト7、8、9、10のミニオンを1体ずつ引く。
【評価】★★★★★サンキューベンブロード
4マナ4ドローの時点で強い。さらに確定サーチというおまけつきで、ドルイドの4マナターンは暇なのでそれを埋める意味でも文句ない。 【ドリームペタル栽培師】【べとべとスプレーマン】【セナリウス】【マルチマンチャー】を同時サーチ出来るのが超強力。息切れしがちなトークンドルイドへのドロー強化、さらに手札枚数を保持できるという点で【狐火の森】とシナジーを持つ。
【ドリームペタル栽培師】
自分のターンの終了時 自分の手札のランダムなミニオン1体のコストを(7)減らす。
【評価】★★★★★サンキューベンブロード
【マリゴス】のコストを下げる目的での採用と騒がれているが、どちらかというとトークンドルイドの強化カード。コストがネックである【べとべとスプレーマン】や【セナリウス】のコストを下げ、コストが高めの強化やバフを同時にプレイできるようにする。絶対に仕事をするコスト低減カードは【ソーリサン皇帝】の過去からわかるように採用幅が広く強い。
2.ハンター
【クモ爆弾】
超電磁 断末魔:ランダムな敵のミニオン1体を破壊する。
【評価】★★★☆☆
ミニオン化した【必殺の一矢】で強いとは思う。ただメカ限定の超電磁で、2マナメカは現状【素体フレームロボ】くらいで体力が5を超えるため断末魔が発動するのか怪しいところ。断末魔ハンターでは【死にまね】で起動できるが、そもそも言うほど強いメカがいないのが悲しいところ。
【サイバーチップ】
味方のミニオン全てに「断末魔:ランダムなメカ1体を自分の手札に追加する」を付与する。
【評価】★☆☆☆☆
1枚デッキにさしても言うほど強くはないと思う。入るとしたらスペルハンターなのかなあ。通常のハンターデッキから超電磁シナジーの効くメカミニオンを補充するような使い方が考えられる。が、そうするのであれば最初からメカミニオンいれます。
【ブームマスター・フラーク】
雄叫び:0/2の「ゴブリン爆弾」を4体召喚する。
【評価】★★★☆☆
爆弾がメカで断末魔持ちあるという点と、顔打点稼げる点が強い。【ヴォイドリッパー】で起動出来るが、超電磁の強化対象を広げるという使い方が理想。相手のAOEを抑制するため顔を詰めやすいハンターとの相性は良い。
【花火師】
雄叫び:味方のメカ1体に+1/+1を付与する。そのメカが断末魔を持つ場合それを発動する。
【評価】★☆☆☆☆
メカ兼断末魔シナジー。上のカードと相性はいいが、現状1マナメカが弱いので様子見。【ブームマスター・フラーク】の爆弾起動や、【クモ爆弾】の起動として使えるもののドローの弱いハンターではパーツを揃えにくいため微妙。
3.メイジ
【占星術師ルナ】
自分が手札の一番右のカードを使用した後カードを1枚引く。
【評価】★★★☆☆
メイジのこつぶレジェシリーズ。巷では右手メイジと言われているが、コンボよりテンポプレイのお供としてついでにドロー出来ればコストに見合った十分な仕事と言える。テンポメイジでのドローはテンポロスになりがちなので。とは言ったものの、上記の理由での採用ならば当然無くても問題はない、よって★3。
【予想外の結果】
ランダムなコスト(2)のミニオンを2体召喚する(呪文ダメージによって強化される)。
【評価】★☆☆☆☆
呪文ダメージシナジーが成立すれば強い。【始原の秘紋】から発見できれば強い。つまりコンボパーツありきということで弱い。これを採用するなら【ウォーターエレメンタル】の方が強いまであるかもしれない。【星界からの使者】とのシナジーは期待できるが彼は除去に忙しいのだ。
【天文術師】
雄叫び:自分の手札の枚数に等しいコストのランダムなミニオンを1体召喚する。
【評価】★★☆☆☆
ビッグスペル以外のコントロールメイジ、もしくは【亡霊の書】を採用したミニオンメイジに入りそう。有利盤面を有利にするタイプのカードなので腐りがちな印象をうけるので★2。マナカーブに沿った動きが出来るのであれば8マナの協力なミニオンへの繋ぎとして期待できる。
【星界からの使者】
雄叫び:このターン、自分が次に使用する呪文は呪文ダメージ+2を得る。
【評価】★★★★☆
【魔力の爆発】【シューティング・スター】とのコンボはかなり強い。テンポメイジでの採用は十分に考えられる。エレメンタルシナジーの起点と考えても十分優秀。これを軸にとまでは言わないが、軽量級打点呪文を多数採用したテンポメイジが登場してもおかしくはない。
【宇宙異常体】
呪文ダメージ+2
【評価】★★☆☆☆
【コボルトの地霊呪痛死】4マナ2/2 呪文ダメージ+2がフリーズメイジに採用されていたことを考えると強い。最強の呪文ダメージミニオンだが、【アイスブロック】が落ちていてフリーズメイジが息をしていないため使われない。
ミニオン1体と隣接するミニオンに1ダメージを与える。
【評価】★★★★★thank you 弁
現在の環境でテンポメイジを成立させるといってもいいカード。テンポメイジへの採用を期待できるカードが他にもあるためテンポメイジはこの拡張を経て環境入りするといってもいい。呪文ダメージミニオンとの併用が出来るため腐りにくいのもよい。初心者にもやさしいテンポメイジが強くなるのは個人的に嬉しい。
【ルナのポケット銀河系】
自分のデッキのミニオン全てのコストを(1)にする。
【評価】★★★☆☆
【占星術師ルナ】の右手メイジが面白いことになるカード。しかし、7マナで1枚しか採用できないので手札に来た頃にはもう遅いという事故が容易に想定できるため、相当腐りやすい。これを軸に【大魔術師アントニダス】【魔法使いの弟子】の無限ダメージデッキは毎度のこと考えられるが、【人形師ドリアン】が夢物語であったようにこちらも夢でしかない。
【気象学者】
雄叫び:自分の手札の枚数分のダメージを、ランダムな敵に振り分ける。
【評価】★★☆☆☆
パラディンやドルイドなどのトークンデッキ、ミニオンをほとんど採用しないデッキに対して嫌らしい動きができる。ただ、これを入れるのであれば【メテオ】【ブリザード】確実に除去するし、もっと強いミニオンを召喚すればいい。
4.パラディン
【マジウザ・オ・モジュール】
超電磁 聖なる盾、挑発
【評価】★★★★☆
盤面を取ってからつけてもよし、付けてからトレードしてもよしと何かと汎用性は高い。次ターンの【ジリアックス】【ウォーギア】へほぼ確実につながる。超電磁させずにそのまま出しても、場にメカを残しやすいので超電磁メカを大量に採用したミッドレンジ型のパラディンならば一線級に戦える。
【ケンゴーの無限軍団】
味方のメカ3体を復活させる。それらに付与されていた超電磁アップグレードはそのまま維持される。
【評価】★★★☆☆
フィニッシャーや保険としては使えるが、こいつが強いのなら超電磁パラがもう強いのでなくてもいい。3体の巨大メカを作るにしても、沈黙に対して無防備なので安定はしない。超電磁メカや巨大ミニオン同士がぶつかり合う男の戦いでは間違いなく強い。これを採用したデッキのミラー戦は絶対やりたくない。
【自動防衛マトリクス】
秘策:味方のミニオンが攻撃された時 そのミニオンに聖なる盾を付与する。
【評価】★★☆☆☆
書いてあることは強いし、攻撃力の上がった【身代わり】といっていい。例のごとく秘策は存在することに意味があるので、【水文学者】などからデッキ外から持ってくると強い。聖なる盾は超電磁メカやパラディンのミニオンが既に持っているので逆に【身代わり】を採用した方が強いという矛盾。
【クリスタル学】
自分のデッキから攻撃力1のミニオンを2体引く。
【評価】★★☆☆☆
【プリズムレンズ】をうまく使うためのサーチカード?アグロ気味のパラディンには案の定テンポロスなので採用は難しい。一応【クリスタル加工師ケンゴー】【リネッサ・サンソロウ】をサーチできるのでコントロールパラディンに1枚採用はあるかもしれない。
【クリスタル加工師ケンゴー】
聖なる盾、生命奪取
【評価】★☆☆☆☆
びっくりするくらい弱い。コントロールパラディンの回復源での採用はあるものの…といったところ。せめて挑発をとは思ったが【ウィッカーフレイム】がかわいそうだ。こいつに超電磁できれば強いが残念なことにメカではない。
【縮小光線】
全てのミニオンの攻撃力を体力を1に変える。
【評価】★★★☆☆
これで小さくなったメカに超電磁したものは【ケンゴーの無限軍団】で出るときも小さいのだろうか。コントロールパラディンでの採用以外は無く、場合によっては盤面をロックできる。トークンドルイドなどの範囲バフに強い。
【プリズムレンズ】
自分のデッキからミニオン1体と呪文1枚を引き、それらのコストを入れ替える。
【評価】★★☆☆☆
超トリッキーなドローソース。1マナミニオンを捨てる代わりに【恐竜化】や【ケンゴーの無限軍団】を低コストにするか、1マナの秘策を捨てる代わりに【リッチキング】や【ティリオン・フォードリング】を低コストにするか。前者の使い方が安定するが、デッキ作成の腕が問われる。問題はこのカード自体のコストが中途半端なので下振れや事故を起こしがち。
5.プリースト
断末魔:自分のデッキから断末魔を持つミニオンを1枚引く。
【評価】★★★★★
クエスト【目覚めよ創造主】に採用されていた【戦利品クレクレ君】が安定したもの。断末魔ミニオンを稼ぎにくいのがネックであったクエストプリーストがこのカードの登場から息を吹き返しそう。ミニオンを多数採用採用して盤面を強化することでアグロにも強く出られる。【ゼレクのクローンギャラリー】【クローンマスター・ゼレク】【無謀な実験者】の登場もあってかなり断末魔に重きをよせているのがわかる。
【無謀な実験者】
自分が手札から使用する断末魔を持つミニオンはコストが(3)減るが ターン終了時に死亡する。
【評価】★★★★☆
クエスト加速、卵割り、テンポ様々な面で見ても文句なしのカード。自分で割れなかったタマゴをようやく割れるかといったところ。ターン終了時に死亡するのが強いかどうがだが、盤面を維持できない可能性も十分に考えられるため弱い。ただ、こいつ単体の脅威度は驚くほどに高いので★4。
【オメガ・メディック】
雄叫び:自分のマナクリスタルが10個ある場合自分のヒーローの体力を10回復する。
【評価】★★★☆☆
対アグロにはテンポプレイ。対コントロールであればある程度機会をうかがえる。7マナの【心霊絶叫】【預言者ヴェレン】と組み合わせて使える3マナという点が優秀。【影刈アンドゥイン】後にも回復できるのは地味に嬉しい。クエストプリーストで採用すると体力が宇宙。
【クローン装置】
相手のデッキのミニオンのコピーを1体発見する。
【評価】★☆☆☆☆
【ドラゴニット諜報員】の効果の呪文化。アーキタイプ確認、リソース確保として可能性はあるが、【ドラゴニット諜報員】は5マナ5/6という破格の本体があったため強力だっただけ。2マナ呪文は【影の幻視】【密言・痛】で枠が十分。
【ゼレクのクローンギャラリー】
自分のデッキの各ミニオンの1/1のコピーを1体ずつ召喚する。
【評価】★★★★☆
【ルナのポケット銀河系】と同様に、最速で使えれば強い。手札に来た頃には時すでに遅しということもあるだろうが、プリーストは【影の幻視】でサーチが可能。【預言者ヴェレン】を場に落とすこともできるし、あわよくばそのままバーストダメージを出すのも可能。クエストプリーストならば断末魔を1枚で大量に稼ぐこともできる。
【クローンマスター・ゼレク】
【評価】★★★★☆
バフカードが少ないとはいえぶっ壊れ。【光熱のエレメンタル】を採用していれば【ゼレクのクローンギャラリー】から【真言・盾】が出来るし、次の【真言・複製】でコピーすると複製元も復活する。クエストプリーストの悲しい盤面が強固なものになるし、様々なコンボが想定される点で強い。
【真言・複製】
味方のミニオン1体を選択する。そのミニオンの5/5のコピーを1体召喚する。
【評価】★★★☆☆
【クローンマスター・ゼレク】をはじめとする断末魔コピーに使える。何よりも、5/5となるのでテンポロスになりにくい。反面、ミニオンが必要になるので序盤の盤面争いに負けると腐りがち。現状の断末魔ミニオンでは盤面を取り切れないのでどうも使いづらい。
6.ローグ
【マイラの不安定元素】
自分のデッキの残りのカードを全て引く。
【評価】★☆☆☆☆
????。様々なカードが登場したが結局これを採用する理由が見つからず。【キングトグワグル】+【段取り】+【マイラの不安定元素】で相手のデッキを吹き飛ばすくらいしかない。ミラクルローグの早期決着のためとしては可能性はあるがリスクが大きすぎる。
【ラボの採用担当者】
雄叫び:味方のミニオン1体のコピー3体を自分のデッキに混ぜる。
【評価】★★★☆☆
【集合の合図】のミニオン版。呪文ではないため上位互換とは言いにくい。【リロイ・ジェイキンス】【ホッピング・ホッパー】などが考えられる。遅い型のローグでのリソース確保としての採用が現実的。一応、【リロイ・ジェイキンス】+【影隠れ】を【マイラの不安定元素】で空にしたデッキに【ラボの採用担当者】で埋めるというコンボはあるらしいがはたして…
【ブライトノズル・クローラー】
断末魔:猛毒と急襲を持つ1/1のウーズを1体召喚する。
【評価】★★★☆☆
体力4が優秀でテンポプレイしても脅威。しかし、ウーズの体力が1なので対応されやすい。残った場合、【ネクリウムの小瓶】で盤面を返すことができる。断末魔シナジーがもう少し豊富にあれば断末魔ローグも夢ではない。
【ホッピング・ホッパー】
雄叫び:この対戦で自分が手札から使用した他の「ホッピング・ホッパー」1体につき+2/+2を獲得する。
【評価】★★☆☆☆
翡翠のゴーレムのようなカードだが、最初が弱すぎる。【ラボの採用担当者】で増やすにしてもあまり現実的ではない。クエストローグなら生存率が高まるという意味で可能性は無くはない、が、【地底の大洞窟】のナーフがあったため登場が1年遅かった。
【学術スパイ】
相手のクラスのカード10枚を自分のデッキに混ぜる。それらのコストは(1)になる。
【評価】★★★★☆
ローグのコインは強い。つまりそういうこと。ミラクルローグでの採用は微妙だが、【亡霊カトラス】と【テス・グレイメイン】を採用した強盗ローグではコンボカードが少なかったため良い働きをするかもしれない。
【マイラ・ロットスプリング】
雄叫び:断末魔を持つミニオンを1体発見する。さらにそのミニオンの断末魔を獲得する。
【評価】★★★☆☆
振れ幅が大きいがリソースの確保と同時に盤面を支配できる可能性を秘めているカード。【ケーアン・ブラッドフーフ】【裂けるフェスタールート】などを発見できると強い。体力が2というのも優秀で、ウォーロック以外のAOEでは断末魔が有効に働きやすい。
【ネクリウムの小瓶】
味方のミニオン1体の断末魔を2回発動させる。
【評価】★★☆☆☆
【ブライトノズル・クローラー】【マイラ・ロットスプリング】【アーファス】に使いたいところ。コスト5というのがネックで腐りやすい。しかし6を超えていないため、【虚ろのヴァリーラ】に有効活用したい。
以上がコミュニティーによるカード公開時点での評価(前半)でした。
残り半分はこちら☟
コミュニティーカード公開終了後に発表があったカード☟
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