てふノート

てふたろうの考えてること

他国言語ゲームが魅せる、隠れた面白さ

おはようございます、てふたろうです。

LostArkのログイン待ちで暇すぎて書いていました。

 

コピーしたものを貼っただけなのであとで編集します。

とりあえずどうぞ

 

 

 

 

LostArkというゲームをご存知だろうか。
同時接続者数30万人、ログイン待ちを含めると50万人とも言われる現在オープンβテスト中のMMORPGである。

βテスト開始当時のサーバー数からおよそ2倍近くにまで増設し、それでもなお1万人を超えるログイン待ちが発生している。
サーバー内はもちろん満員で、チャンネルの移動すらも難しい状態となっている。

さらに

このゲームは韓国国内のみのリリースとなっており、他の国ではVPNを介さなければログインすることもできない。

そんなLostArkがどうし他国からも熱い支持を得ることになったのだろうか。
このゲームに関して別に記事を書くので簡単にまとめると、

ゲームそのものに絶対的な魅力があり、それを見せる機会が多く存在したから

に他ならないだろう。
このLostArkはあらゆるテストを含め製作期間7年目となっている。それだけの時間があれば十分な支持を集められるはずだ。
ハックアンドスラッシュ型のMMOの要素が一定層から確実な支持を得ていると考えることもできるが、本筋と異なるので省略する。

 


そんな魅力あふれるLostArkにいち早くアクセスしたいと集まった日本のコミュニティが存在し、
私もそこに入るなり現在LostArkを楽しんでいる。

当然ゲームの全てが韓国語であるし、正直なにもわからない。

それなのにかなり楽しいし、面白い。
むしろ韓国語を勉強したいと思い始めるほどになっている。


他にも、League of LegendsやHearthstoneも日本語化前からプレイしていたが、それらも間違いなく面白かった記憶が鮮明にある。
日本語でないゲームなのにどうしてここまで楽しめるのか、授業中にふと考えてみたことを書いていこう。

 

 

 

ここからは本題である、他国言語のゲームが秘める面白さについて。

日本人のゲームプレイヤーは、大半が日本語のゲームや日本語化が可能なゲームでないとプレイしない傾向にあると思う。
これは自然なことだと思うし反論するつもりもない。


ただ、それは面白いゲームを知る機会を自ら遠ざけていることになる。
ゲームを作っているのは日本だけではないし、相対的に見れば海外のゲームの方が数多く幅広い。
つまり、新しいゲームをやりたいと思うならまず日本という枠から出るべきなのは当然のことである。
実際に多くのインディーズゲームはマイナーの域をでないし、メジャーなゲームですら日本語対応していないことも多い。
しかしそれらのゲームは、

 

次に、他国言語ゲームには日本語ゲーム(化)になしえない内在的な奥深さがある。
物は言いようであるが、こういう考え方も出来ると思って聞いてもらいたい。結構暴論なので…

 

プレイヤーがゲームを進めるにあたって、そこには少なからず謎や発見が存在する。
これはプレイヤーをエンディングへと導く原動力であり物語の鉄則である。


その謎や発見ともいえる領域が
日本語ゲームと比べて、数倍以上他国言語ゲームには確保されている。


その領域こそが「読めない文字」であり、日本語のゲームでは表現できない要素なのだ。
それらの要素が「これはどういう意味なのか」「どういう効果を持つのか」という一つの謎として立ちはだかる。

 

一見、読めないんじゃゲーム出来ないジャンと思うかもしれない。
私もそう思う。

しかし、逆に考えてみると案外面白い要素が見えてくる。

以下の図はこれから説明する「謎の深度」 に関するものだ。

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日本語のゲームが読めるのは当然だし、あらゆる要素の説明がチュートリアルとして用意されているかもしれない。
それは、沢山のゲームを触ってきたゲームプレイヤーからするとその時点で「なんだこんなものか」「どこかでみたことあるな」と思ってしまうのではないだろうか。

当然のように読めてしまうがゆえに、ゲームの中身まで透けてしまう。
それだけでゲームを進める原動力は半減し、しまいには飽きてしまうだろう。

昔ゲームが好きだったのに今は面白くない。昔のあのゲームなら楽しかった。という方のほとんどは、
ゲームから得られる「新鮮さ」が薄くなっているためだと断言してもいい。
上の現象はこれと同じではないだろうか。

 

つまり、日本語であるがゆえにゲームが面白くなくなる、と見ることもできる。
こう考えると他国言語のゲームは間違いなく「新鮮」なものになる。

謎の要素として「言語」が外側に加わることで、ゲームの質を新鮮なものとし保護してくれる。
いわばクーラーボックスのような役割をもつ。

 

 


ここまで他国言語のゲームは面白いと言ってきたが例外が存在する。
図の左側を見てもらうとわかるように、謎の深度のどの領域まで潜るかはプレイヤー次第である。

深く潜れば潜るほどゲームのあらゆる面白さに触れることができる。
しかしライト層は前提として深く潜らない。つまり、言語の深度が大きな壁となってしまうのだ。

 

これが、他国言語ゲームを面白くないものと見られてしまう、例外である。

 

 

ゲームの内部的な要素に少しでも興味をもち、その面白さに触れたそこのあなた。
もしくはマスクデータを解析しゲームの最深層に触れたあなた。

 

君たちであれば他国言語ゲームを十二分に楽しめるはずだ。

他国言語が億劫である気持ちもわかる、でもその先には間違いなく面白いゲームが存在するだろう。
今後もよいゲームライフを、