卒業研究から逃げた話 1
おはようございます、てふたろうです。
無事卒業研究を終え、卒業が確定した今だからこそ
私が昨年経験した現実逃避についてまとめておこうと思って書きます。
私は卒業研究から逃げ、2ヶ月半にわたって現実逃避の引きこもりをしていました。
それに関し、
なぜ逃避に至ったのか?
現実逃避中の生活について
復帰するきっかけと心境の変化
進路決定の甘さと就活に関するトラブル
卒業研究についての考え方
などなど、色々まとめたい内容が頭に浮かんでは情報がごちゃごちゃになっていたので、とりあえずは私自身の逃避に至った経緯から書きます。
正直私のことを書くより、社会復帰について書く方が読む人の為になる可能性は高いと思いますし、一般に求められる情報はおそらくソレだと思います。
私のことをただ書いても、身内以外何の記事かわからないかもしれないですしね。
しかしまあ、話には順序というものがあるので
とりあえず今回は、至極真面目で優しくて寡黙な私が人生初の現実逃避をするに至ったその経緯をまとめる事にしましょう。
主に、私自身のために、この記事を残すことにしましょう。
1.私の性格の話
少し昔の話をします。
私は小学生の頃からナニカと周りに頼られる存在でした。
頼まれれば断らず、要望に応え、ヤッパリスゴイだのタヨリニナルだの言われていました。
小学生の頃の私は、それらの要望が全く難しいとは思わなかったし、むしろこんな事で満足してくれるのかと思うほどで。
比較的成績も良く、とりあえずやればなんでも出来るタイプのそんな人間でした。何の苦難なく、頼られる日々の連続でした。
中学生になっても同じような立場でした、何の苦労もなかったと思います。
悩みゴトはアルか?と聞かれては、悩みがナイ事に悩んでますHAHAHAとそんな毎日でした。
高校生になってようやく、頼られる奴らがうじゃうじゃいる環境になり、自分の立ち位置も変わっていく実感を覚えました。
それでもまだ、特定の分野に関しては頼られるような立場がありました。
それゆえに、負けじと影で努力するようになり、
そこで初めて悩むことを知りました。
他の分野に関しても、まだ自己解決できる領域にいると信じていました。
今思えば、私は人に頼るというコトをここで知るべきだったと思います。
私は、人に頼られてはなんとか全力で応えようとする性格でした。
時にはそれが負担に思う節があり、その負担を人に押し付けたくないが故に
人には頼らない性格でした。
自分の力が測れてないタイプですよね。
力の配分が出来ないから、とりあえず10割分舵を切ってしまうタイプ。
そんな性格に気が付いたのはつい半年前でした。
2.詰み
そんな人を頼らない性格の私は、
大学受験において失敗をしていました。
1つの滑り止め以外全てが不合格。
原因は今思えば明確な答えだと思います。
自分の中ではもう解決できない課題を、いくつも放置して積んでいたことです。
同じ問題集を繰り返しやればよかったとかそういう話ではありません。
引きこもりニートにハロワ行けと説得するくらい筋違いです。
そもそも勉強すること自体が難しい状況でした。
人のために努力するコトを中心に生きてきた自分は、
私は他でもない自分のために努力するコト自体が苦手だったのだと、今は思います。
しかし滑り止めの大学1つが合格していて、流れに身を任せるようにしてその環境は変化していきました。
気付いたら合格していた大学故に、入学当時から4年になるまでずっと授業内容が容易だと感じることがかなり多くありました。
つまり、私は再び頼られる立場とやらに逆戻り。
慢心して卒業単位ギリギリだったという話はおいておくとしても、そんな立場は少しあったと思います。
昔からの友人が誰もいないせいか、何かと友達に助けを求めることはあるものの、
ノートを見せろだとか、教科書見せろだとかそのレベルでした。
あとは自分でやれるから大丈夫。
時間的な焦りはあっても全く理解できないなんてそんなのありえんし大丈夫。
そんな自己解決魔神は研究室で研究を始める時期になり、与えられる課題を難なくこなして行きました。
夏になる前のそんなある日、
いくら調べても課題を解決できない状況に陥りました。
普通ならわからないので教えてほしいと聞くと思います。
私にはそれが出来ませんでした。
ただそれだけのことですが、
人に頼ることをあまりしてこなかった上に、
人に頼られては必要以上に助けようとする私は
人に頼る=頼られる側は苦労する
そんな考えが強く根付いていました。
ゆえに私は課題はまた自分で解決すればいいと考えるようになっていました。
進捗発表のたびに、毎回
「ここまで進んだので大丈夫です。」
という嘘で、あることないこと口にして
未来の自分に課題を積み上げていきました。
そしていずれ、その課題が時間的にも体力的にも解決できない状況になってしまっていました。
詰みでした。
ギリギリまでは、ギリギリまでは真面目に課題解決を目指して調べて実験し失敗し、調べて実験し失敗しを繰り返していました。
ふと、
開き直ってしまいました。
ここまでバレてないなら、遊んでてもバレなくね?
一生ゲームしてる方が楽だし今が楽しけりゃいいやろw
詰みでした。
人生で初めての現実逃避の引きこもりニート生活。
楽しい毎日の始まりでした。
3.後日談
今もまだ、私は人を頼らない性格です。
ただ、少しばかり人に優しすぎなくなりました。
お前の仕事とか知らんから私を助けろと思えるようになりました。
成長ですね。
今もまだ、現実逃避に至る可能性が残されている、そんな自覚があります。
ただ、自分で解決できない状況を少しばかり感じ取ることが出来るようになりました。
たまに、また1人で抱え込んでるのでは?と自問自答出来るようになりました。
成長ですね。
至極真面目で優しくて寡黙な私が人生で初めて現実逃避に至る話。
ほんの一部ではありますがそんな話でした。
おわりに
実際は、現実逃避に至るにあたって、沢山の要因たる事件が多くあります。
今回はその主たる要因に焦点をあてて書きました。
就活でめちゃくちゃ蹴られて精神ズタズタになった話も書きたいけど話せば長くなるし今回はここまで。
どうぶつの森、発売が楽しみですね。