てふノート

てふたろうの考えてること

ゲームのレビューについて真面目に語る #1

おはようございます、てふたろうと申します。

セールの度、steamでゲームを買っては積んでしまう、インディーズゲーム好きの学生です。自分のゲームプレイ記録をレビューという形で残しておきたく、始めた次第でございます。

 

ゲームのレビュー記事を書くにはレビューについて最初に語っておく必要があると思いまして、今回はそれに関して書いていこうかなと。

少し長い話になりますがお付き合いください。では

 

 


1.レビュー観点の設定

 まずはじめにレビューを書くにあたって、その内容を読んで欲しい読者層に合わせる必要があるのは言うまでもない。

 

 例えばドラゴンクエスト11を評価するのに、シリーズに全く触れたことがない読者に対して「DQ11の前にDQ1DQ2を先に絶対やっておくべき、天空シリーズも先に触れておいた方が面白さが段違いですよ」と言うのは的外れということだ。

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ドラゴンクエスト11をやりたくて評価を見ているのに、いつのまにかDQ1DQ2を勧められている、という事態に陥るのは多くの読者にとって気持ちのいいものではない。

 

そこで、読者層によって評価項目や比較対象を変えたり時には説明を省略したりすることは必要なことだと私は思う。点数付けて感想書くだけがレビューではないのだ。

 

以下に私が考える読者層の大まかな区分とそのレビュー内容をまとめておく。伝わりにくくて申し訳ないが、上に上がるにつれてレビュー要素が増えていくという意味を表している。(上は下の要素を含む)

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 ※一部用語説明

コンポーネント…グラフィック、エフェクトなどの質や雰囲気

・プレイアビリティ…システム、複雑さ、流れ

・インタラクション…活気があるか、シングルかマルチか、他プレイヤーとの交流

・意図的介入…運か戦略か、プレイヤーがどの程度干渉できるか

・魅力…ストーリーや背景、楽しさ、モチベーションの維持

(参考:評価の基準 ―ゲームを評価してみよう―)

 

 

 要するに、それぞれの読者層が既に持っている情報量に応じて、レビューに用いる情報量の開度を変化させていくということだ。

コンテンツに身近であればあるほど容易に受け取れる情報量は多いはずだし、逆に疎いほど情報は絞るべきだ。

 

例えばゲームをしない人にグラフィックやエフェクトについての評価を見せてもピンとこないだろうし、最悪興味を示さなくなることもあるということである。買ってプレイしたいと思わせるだけで十分なのだから、情報のすべてを載せる必要はないのだ

 

 

 

 ここまで書いておいて何だが、これは同じレビュアーが複数の作品にわたって評価を残していく場合の指標としてのみ有効だと思っている。突発的に1つのレビューを残すだけならば思いのままを書き連ねてくれるほうが、読者としては読みやすい。(レビューをすべて鵜呑みにする云々の問題はここでは触れないことにする。)

 

 

 今後レビューを少しずつ書いていくつもりだが、その際には「全ての人」と「ゲームをする人全体」の2種類に分けて書いていこうと思う。また、上でも述べたように必要な分だけの情報で作品の魅力を最大限引き出していきたい。

 

 

 

 


2.あとがき

 次回は「レビューの内容」について詳しく書きたいなと思ってます。例えば点数の付け方は~とかそういうやつ

ともあれ、もう少しだけこの硬い話にお付き合い願いたい。レビューについてだけ載せて実際にレビューしないなんてことにならなければいいが…

 

 

 

 

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