てふノート

てふたろうの考えてること

ゲームのレビューについて真面目に語る #3

おはようございます、てふたろうです。

実は先日21歳の誕生日を迎えました、時間が経つのは早いですね。焦りすら感じさせます。

3年前までは量子力学やら宇宙やらに憧れていたのに今やエンジンソフト開発したいとか言ってますし、僕は本当は何がしたいんでしょうかね。

 

ともあれ今回こそゲームレビュー論(私流)は書き収めかなと…

 

 

 

1.評価項目の設定と内容

前回、今後のレビューには評価項目を5つ設け、それぞれ5点満点としその平均値を総評とすると設定した。

その点数は以下の整数点で評価していく。

かなり悪い…0点

悪い…………1点

普通…………2点

良い…………3点

かなり良い…4点

最高に良い…5点

 

 

今回は、各評価項目の内容と具体的な点数の付け方を決める。各評価項目はそれぞれ、「構成要素」「魅力」「プレイアビリティ」「意図的介入」「外的要素」とする。意味合いと具体例を以下に示す。

 

 

 

 

(1)構成要素の評価

構成要素というのはいわゆるゲームを構成するパーツのことだ。

コンポーネントとも言い、グラフィックやエフェクト、BGMやSEなどの質のことをいう。ストーリーや登場人物の細かな設定もこれに含まれる。

これはゲームをプレイしなくてもわかる要素で、ひとつの商品として大切な第一印象を司る

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(2)魅力の評価

魅力とは構成要素の味である。

構成要素の質があまり高いものでなくても、統一感や雰囲気が徹底して作られていればそれは魅力のあるものだと言える。

 

例えば、かなり荒いドットで描かれたゲームが昔ながらのレトロな雰囲気を醸し出していたとしよう。

見た目が悪いからといって果たしてそれは悪いゲームなのだろうか。いやそれは間違いなく、魅力溢れる良いレトロ風ゲームであると言えるのではないだろうか。

さらに、一度遊んだゲームをもう一度やりたくなったり、記憶を消してもう一度あの感動を味わいたいといった感情も魅力のひとつの要素である。

 

 

(3)プレイアビリティの評価

プレイアビリティというのは構成要素とは逆にゲームの構造、つまりはシステムやルールなどのゲーム性のことである。他にも、理解しやすいUIや細かいオプションなども、このプレイアビリティに含まれる。

システムが複雑であることが良いゲームという訳ではないし、単純である方が良いというわけでもない

しかし、より洗練されたプレイアビリティを備えている物ほど、コントローラーへの違和感が取り除かれ直感的に操作できるほどに手に馴染む。

そして呼吸をするかのように簡単に、ゲームという土俵においてその判断を下すことが出来るのだ。

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(4)意図的介入性の評価

魅力が構成要素の味であれば、意図的介入性はプレイアビリティにおける味だろう。意図的介入性はプレイヤーに与えられた選択肢とそれによる達成感や充実感のことである。

プレイアビリティが洗練されていたとしても、プレイヤーがその世界に入り込む余地が無いのであればそれは良いゲームとはいえない。

逆に、プレイヤーにゲームプレイの全てを委ねてしまうと、そのプレイヤーへの役割と負担が大きくなってしまう。それも同様にして良いゲームとはいえないだろう。

 

ゲームはプレイヤーに対し、適切な自由度を提供し、心地の良い制限を課す必要がある。それが気持ちの良い達成感と充実感につながるのだ

 

 

(5)外的要素

外的要素とはインタラクションとも言い、このゲームのプレイヤーや運営、開発側に対する評価を示す。

要するに進行形で人気があり活気があるかどうか、更新頻度が高くトレンドであるかという観点からの評価となる。

マルチプレイのゲームなのに人が居なくて成立しないのであれば当然評価は低くなる、これを決めるのがこの外的要素である。

シングルプレイを想定されたゲームであってもインタラクションは評価できる。1人用ゲームにも長く飽きさせない工夫はされていて、主にそれは開発とプレイヤーの対話として現れてくる。また、1人用ゲーム独特のプレイヤー同士の交流にもインタラクションの要素が現れてくる。

さらに、外的要素のひとつとして欠かせないのが続編や前作の存在である。続編や前作はゲームの価値を変則的に変えてしまう要素であり、プレイヤーのモチベーションやプレイスタイル、ゲームの見方すらもそれによって変えてしまう。

つまり、外的要素は複雑で評価するのが最も難しい項目のひとつといえるだろう。

 

以下の図は5つの項目の具体的な位置関係を示している。

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これがゲームを構成する全ての要素であると考えている。

少なくともゲームを評価するに値するだけの要素はあるはずだ。

 

今後は、この5つの評価項目をレビューの指標として等しくレビューを書いていくつもりだ。やむを得ない抽象的な点数設定もあると思うがそれは大目に見ていただきたい。

 

 

2.あとがき

レビューについて語るのはこれで終わりです。こんな長い話に付き合っていただいて本当にありがとう。

今後はレビューいっぱい書いていきます。

でもストックがあるとはいえレビュー書くならあまり適当にゲームできないなってふと思った、これわりと大変かもしれんな…

 

それでもレビューして欲しいゲームがあればコメントの方にリクエストを残していただけると、私としては嬉しいです。もし持ってなかったら自腹で買うつもりです(笑)

 

あと、今回は推敲してないから適当なタイミングで更新するかもしれないです

 

次回は第1回ゲームレビュー、扱う作品は

「Don't Starve Together」

 

 

 

 

 

 

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