高難易度サバイバル【Don’t starve together】の魅力に迫る
目がさめるとそこは、現実離れした無人の世界が広がっていました
無数の奇妙な生物達、死に至る劣悪な環境、迫り来る数多の危険を前にあなたのサバイバー能力が試されます
あなたに課せられたルールはひとつ、
餓死するな。Don’t starve.
おはようございます、てふたろうです。
今回紹介するのはsteamで圧倒的な人気を誇るサバイバルゲーム、『Don’t starve together』を紹介していきます。実はこのゲーム、『Don’t starve』の続編でありマルチプレイ機能を追加したスタンドアローンとなります。
続編なら前作からやった方がいいんじゃないの?と思う方も居ると思いますがそれも含めてこれから書いていけたらなと、
ゲームシステムをはじめとしキャラクター、またその魅力に迫っていきます
1.ゲームシステム
『Don’t starve together』は難易度が高く、非常に容赦のないサバイバルゲームです。そのためプレイし始めてすぐは頭を抱えることが多いかもしれません。具体的に何が難しいというと、
・死亡したらセーブデータごと消える
・ほとんどヒントが無く手探り
・そもそも餓死どころではない
といったところでしょうか。
キャラクターはそれぞれ知識を持ち、集めた素材を元に生きるためのアイテムを作ることが出来ます。
そのため実際には復活用アイテムは存在するのですが、始めてすぐではそれを作る前に死んでしまうことも多いです。
簡単に死んでしまうなら一向にゲームが進まないと思うでしょうが、それは違います。
このゲームは死ぬことで学び、プレイヤーが成長することで次に活かしていくゲームなのです。ヒントが最低限しか与えられていないのもこれが理由です。
さらに、繰り返しを考慮してか、ゲームシステムは直感的に理解しやすくなっています。
UIは以下の画像の通りで、キャラクターのステータスは体力、空腹度、正気度の3つしかありません。
これらを安定させていくことがこのゲームの目指すところでもあるのです。
また、このゲームは非常に自由度が高いです。プレイヤーの取れる選択肢は無数に用意され、最善策はあれど正解はないのです。しかし生き延びるためにはそれ相応の選択をしていく必要があります。
ゲームを繰り返しプレイすることで得た知識量によって判断することが出来るようになり、
途端にこのゲームは限られたリソースを管理する高度なストラテジーサバイバルゲームへと変化します。
2.キャラクターと魅力
このゲームには現在12体のプレイヤーキャラクターが存在します。それぞれに長所、短所があり誰が強い等の偏りもありません。
ただ、この過酷な世界を前にしてはそのステータスなど些細な差でしかないのです。
しかし、このキャラクター達には決定的な違いがあります。それはプレイヤーのプレイスタイルです。参考までに一部キャラクターの紹介をしよう。
このようにキャラクター毎に必要とされるものが僅かに違い、これがプレイヤーが取るべき行動を変えていくのです。キャラクターごとに新しい冒険があるのです。
さらに登場するキャラクターや動物たちは皆、可愛らしく魅力溢れるものです。2Dで描かれた手書きのようなタッチはこのファンタジー世界の悲壮感や絶望感を絵本のように感じさせます。
がぞー
最初はあまり好きではないという人もいるでしょう、しかしゲームを始めてしまうとBGMの雰囲気も相まってこの世界に恋をしてしまうでしょう、私はそう確信しています。
また、このゲームには背景としてちゃんとしたストーリーがあり、それは前作をクリアすることでその全容を把握できるようになっています。ストーリーを知りたいなど、この作品により興味がある方は前作をやってみるのもいいかもしれませんね。
ともあれ、この悲壮感溢れるファンタジー世界を冒険し、発見して得た知識を活用することで、1年間生き延びた快感は説明できるものではありません。
3.今後の展開
このゲームは6月14日から7月9日まで『Don’t starve together the gorge』というイベントをしています。
さらに1か月に1度のペースで細かいアップデートが入るのでやりこむほど新鮮さが楽しめる。さらに、『Don't starve』では『Don't starve:Hamlet』というアップデートが予定されていて無印もまだまだ捨てたものではありません。
アップデートからわかるようにTogetherと無印、それぞれ違う良さが出ています。どちらにしても今こそこのファンタジー世界に飛び込む絶好のチャンスです。
またこのゲーム、マルチプレイ専用とされていますがシングルでのプレイも問題なく出来ます。それは複数人でプレイした場合、人数に応じて難易度が高まっていく仕様となっているためです。
マルチプレイできる友人がいるのであればそれに越したことはありません。
steamで購入した場合、ギフトとしてソフトを1つフレンドに送ることができるようになっています。
4.レビュー総評
以上から各観点の点数を出していきます。
・構成要素…4点
グラフィックやBGMはプレイすると分かるが悪いものではない、むしろ気に入るケースの方が多いように思う。
ただ、最初の印象ではあまり好きではない人もいるかもしれない。ということで4点。
・魅力…4点
統一された悲壮感や雰囲気は芸術といってもいいくらいに魅力的。個性的なキャラクターの仕草から愛らしい生物たち、独特なストーリーあっての4点。
減点分はプレイしなければ魅力が伝わりにくい点。
・プレイアビリティ…3点
ゲームシステムは複雑ではなく、生き残るというただそのためだけという単純さが良い。しかし実際にやると分かるが本当にノーヒントが徹底されていて、チュートリアルすら存在しない。
これはあえてこうしているというが、万人受けするものではないだろう。
・意図的介入…4点
自由度は相当に高い。さらに戦略的な要素が強いため自分の力をいくらでも試すことができる。
ただ、プレイヤーを突き放してしまう点もあるにはあるため4点。
・外的要素…5点
プレイヤーを飽きさせない工夫や、作品を大切にする開発の良さがうかがえる。期間限定イベントやMODの自由化など要素が豊富であるため5点。
総合得点…4.0点 /5点
5.あとがき
レビューって難しい、このゲームが特別に難しいんだろうけど…
感想なら多少のネタバレは大丈夫なんだろうけど、紹介となるとどこまで話せばいいかの加減がシビアだなって思う。Don't starveには発見する面白さがあるから自分で見つけてほしいんですよね
それにsteamサマーセール終わっちゃうし、皆さんはちゃんと買いましたか?Don't starveも買い時ですよ
私は新しく16本ほど買ったのですが最終日にあと11本ほど買うつもりです。この期間になんとか100本代にのせておきたいし…
そんなこんなで次回は第2回、ディストピアのバーテンダーを描く「VA-11 HALL-A」
一日を変え、一生を変えるカクテルを。
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